• 2019.10.22
  • 新着情報

子どもの「好き」について、考えてみること

こんにちは!

ころん板橋校です。

少しずつ、寒くなってきましたね💦

昼夜の気温差も大きいですので、体調不良等にはみなさまお気をつけください(><)

最近、夢を見ました。

それは幼い時の夢でした。

私は缶箱の中にビール瓶の蓋を集めていましたのですが、夢の中にそのシーンが出てきて私は缶箱の中に集められたビールの蓋を大切そうに眺めていました。

それを母親が見ていて、私に微笑みながら「蓋、キラキラして綺麗やね」と共感してくれている。と、いうシーンです。

大人から見ると「この子は、なんでビール瓶の蓋なんかを大切そうに集めているんだろう?」という気持ちになるかもしれません。

私の好きな小説の1つにサン=テグジュペリ、「星の王子さま」があります。「星の王子様」の冒頭、ある男の子が「象を飲み込んだヘビ」の絵を描いて大人に見せます。ただ、大人がその絵を見て「象を飲み込んだヘビ」だと分からなかったため、男の子はその絵をもっと大人たちに対して分かりやすく描くことで、大人に絵を分かってもらおうとしました。

その絵を見せられた大人たちは、男の子に対してこう言います。「ヘビの絵のことは、もう、置いておきなさい。それよりもっと地理や歴史や、算数や文法をやりなさい」と。

大人から見るとあまり価値がなさそうでも、子どもから見るとすごく魅力的に見える活動やアイテムってありますよね。

そのような子どもの「好き」を、大人側も自分たちの価値観については一度置いておいて、理解する姿勢を持ち、寄り添ってあげる。

そのような気持ちを持つことは、大切だな。と、思います。

ABA療育はお勉強をするというイメージが強いかもしれませんが、お子さんの気持ちを汲み、お子さんの考えに共感する姿勢もすごく大切です。

今日も皆さん、夜は寒いですので暖かくして夜をお過ごしください。

キッズアカデミーころん板橋校

03-3965ー0566

〒174-0071 東京都板橋区常盤台3丁目26-18 KTビル101

【参考文献】

サン=テグジュペリ Le Petit Prince 【邦訳 河野 万里子 (2006) 星の王子様 新潮文庫】