• 2017.08.30
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バランスボールについて~運動療育による具体的な効果~

 ころんで行うプログラムの中の一つである、運動療法に用いるバランスボール、バランスボードについてお話をしていきたいと思います。バランスボールやバランスボードの名前を聞いた方、実際に使用したことのある方は結構いらっしゃるのではないかと思います。

 その効果についても「体を鍛えられる」「バランス能力が高くなる」といったものがあることを知っている方は多いのではないでしょうか。しかし、具体的に体のどこを鍛えているのか、バランス能力が高くなるとは具体的にどういう効果があるのかを詳しく知っている方は少なくなるのではないかと思います。

 そこで、今回はその具体的な効果を説明していきます。バランスボールやバランスボードを用いての運動によって高められる能力は主に「体幹、下半身の筋力」「動的(歩いたり、走ったり)なバランス能力」になります。

 体幹や下半身の筋力が強化されると、姿勢を維持しやすくなり体制を崩しにくくなったり、体勢を崩した際にとっさに体を戻したりしやすくなります。

 動的なバランス能力が高くなると歩く、走るといった運動の際に安定性が上がり、転倒の危険性が減るため歩く、走るの動作が行いやすくなります。こういった効果がバランスボール、バランスボードでの運動にはあるのです。

 また、バランスボールやバランスボードは子供の興味を引きやすいため、子供からの要求を引き出し、言葉の練習も一緒に行うことができますし、運動に自信のないお子さんも遊びの一環として、運動を導入しやすくなることも魅力の一つだと思います。

 ころんでは上記の視点を基に、放課後等デイサービスを中心にバランスボールを使用したセラピーを行っています。

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