• 2019.11.11
  • 新着情報

褒めてやらねば人は動かず

こんにちは!

ころん板橋校です。

今日は本屋さんで見つけた舞田 竜宣・杉山 尚子著、「行動分析学マネジメントー人と組織を変える方法論ー」という本です!

この本はABAを使用して、会社の中で生じる様々なトラブルの解決を試みます。

サカモトという社員がABAを使って、商品のアイディア出しの動機付けのあげ方、上司にしっかりと意見を言えるようになる方法、不良品を作らないようなリスクマネージメントの方法等、いろいろと会社に変化を起こすようにアプローチをしていくストーリーです。

普段ABAを療育でしかみていない人からすると驚くというか、ABAっていろいろな使い方ができるんだな👀

と、思われるかもしれません。

本そのものもすごく面白かったですが、療育をやっている私からすると第一章のタイトルが特に目を引きました。

タイトルは「褒めてやらねば、人は動かず」。

「大人もかい!」と思いました。療育を行っていてご家族様にお伝えするアドバイスはいろいろありますが、なんといっても「うまくできた時は、しっかりと褒めてやってください」「いいところを見つけて、見つけたらすぐに褒めてください」という「子どもを褒める」ということでした。私が今まで療育を行ってきた中で「褒めてあげてください」というアドバイスは最多の回数を誇ります。

「褒める」ということで良い行動を増やし、問題行動を相対的に減らしていく。

舞田 竜宣・杉山 尚子著、「行動分析学マネジメントー人と組織を変える方法論ー」という本は舞台が会社。会社員が主役で、大人が大人相手に社内の人間関係を円滑にし、成長をしていくストーリー構成になっているので、親御さんがABAを学ぶには良い教材かなと思いました!

また、お勧めの本がありましたら書いていきますので、今後とも、ころん板橋校をどうぞよろしくお願いいたします。

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【参考文献】

舞田 竜宣・杉山 尚子 (2008) 行動分析学マネジメント ー人と組織を変える方法論ー 日本経済新聞出版社